エコ住宅ローン対象住宅比較｜B社の場合
大手と呼ばれる住宅メーカーを例にして、各社を特徴を挙げながら比較の続きです。今回はエコ住宅に対応できる住宅メーカー、B社の場合を見てみましょう。
B社でもA社と同様に、太陽光発電システムを既存の住宅モデルに組み込むことが出来ます。
さて。住宅の気密性や断熱性というものは、エネルギー効率にも影響を与えます。極端に言うと、すきま風の入る家で床暖房では意味が無いようなものです。つまり、より質の高いエコ住宅である為には、断熱性等の質も高くなければなりません。
という話をふまえて、B社の住宅はどうなのか見て行きましょう。
B社の場合、太陽光発電以外にエネファームやオール電化設備には触れていないようですが、B社独自の断熱技術を壁や屋根に採用している点に注目です。
住宅全体としては、新・省エネルギー基準を満たす一般住宅と比較すると、年間光熱費を40パーセント前後は削減出来ると言われています。これはB社が持つ、独自の「断熱通気外壁技術」によるところが大きい功績です。
B社の場合では、エコ住宅ローンやその他の各種優遇措置に適合する為には、太陽光発電システムがメインになるようですが、あくまでも代表的なケースであると思われますので、それ以外にもエネファームやエコウィル、さらにはオール電化への対応も可能だと思われます。
高い断熱力が、質の高い住宅を産む
気密性や断熱性の技術は、寒い地方や寒い冬場での暖房費用の大幅な節減はもとより、暑い夏場での冷房費も節減も期待出来ます。このように考えた場合、エコ住宅の意味は「エコロジーであると同時にエコノミーな住宅」とも言えますね。
そこに加えて、さらに「太陽光発電システムでの発電で家庭の使用電力を作る」「余った電気は電力会社に売る事ができる」というエコが追加されることになりますから、高い断熱技術を有しているB社は、エコ住宅として魅力あるメーカーであると言えるでしょう。
