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金利だけじゃない!エコ住宅の特別優遇

電化

いわゆる「エコ住宅」には太陽光発電システムやエコキュートを含むオール電化を導入した住宅のほかに、「長期優良住宅」という住宅があります。

長期優良住宅とは、条件は様々ありますが、建築してから老朽化するまでの期間が長い「質の高い住宅」の事で、手入れしつつ長期間にわたって住むことができる家を指します。

建物がこの長期優良住宅として認定されると、様々な特別優遇制度を受けることができます。どのようなものがあるのでしょうか?今回は金利だけじゃない、エコ住宅の特別優遇についてのお話です。


この長期優良住宅法は2008年11月に成立しましたが、この規定に沿って建物が長期優良住宅として認定されると、

住居の登録免許税の所有者保存登記が0.05%優遇
所有権の移転登記料は0.2%控除
不動産取得税は1,200万円の控除額が1,300万円にまで拡大
固定資産税は3年間は2分の1が減額、5年間でも2分の1の減額(ただし120平米以下の部分)

といったような住宅ローン減税の優遇税制に加え、フラット35などのローンの償還期間を35年から50年に延長することが出来ます。

また、長期優良住宅は「200年住宅」とも言われていますが、その概要は

(1)構造躯体が何世代かにわたって使用できること
(2)その時々の生活(ライフスタイル)に合わせた間取りの変更ができること
(3)内装や設備の掃除や点検さらには補修が簡単に出来ること
(4)大規模な補修を必用としない丈夫な構造であること

などです。

こうして読んでみると納得ですが、これらの諸条件は住宅のメンテナンス費の軽減にもつながるものですから、何世代かのライフサイクルコストを考えた場合にも、極めてお得な住宅であると言えるでしょう。

環境に配慮するだけでなく、質の良い長持ちで頑丈な家は、建てる際に通常よりもお金がかかってしまうものですが、その分、控除や優遇処置でサポートして貰えるのはありがたいですね。エコ住宅の優遇制度は金利やエコポイントだけじゃない事を、是非覚えておいて下さい。