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夫婦で返済するメリット

夫婦で返済

物件購入の借金は一家の主である男性が働いて払うもの、という考えは大分古くなり、夫婦共働きで一緒に返すという家庭も大多数になってきています。

1つの住宅ローンを2人で返していくケースと、2種類の住宅ローンをそれぞれ個人で組み、返していくというケースが多いですが、メリットは何かあるのでしょうか?


1つの住宅ローンを2人で返していく

フラット35など公的ローンで、夫婦共同の団体信用生命保険に加入する事で組めるケースです。片方が死亡または高度障害になった際には、返済残額が全て免除されますが、その分保険料はお高めです。

また、長期固定なので、金利が上昇しても影響を受けず返済計画も立てやすいメリットがありますが、低金利時代の恩恵には預かれない等のデメリットもあります。

2つの住宅ローンをそれぞれ組み、返していく

それぞれ違う住宅金利タイプにして様子を見たり、返済期間をずらしたり、2人の都合次第で一方を繰り上げ返済したりと、応用が利くのがメリット。

ただし、こちらは団体信用生命保険にそれぞれ加入する事になる為、片方が万が一死亡または高度障害になった場合、その片方のローンは免除されても、もう片方のローン返済はきっちり残ってしまいます。

女性は出産などの可能性も考えられる為、ここでもやはりしっかりとしたライフプランが必要になってきますね。

何かと難しい問題の多い住宅ローンですが、少しずつでもしっかり予定を立てていけば大丈夫です。2人でしっかり力を合わせて、返済していきましょう。