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住宅金利!「固定vs変動」どっちがお得?

住宅金利のことを調べていくと、「固定」や「変動」、さらには「選択型」などまであって、正直それを選べば良いのかよくわからない…とお困りの方も多いのではないでしょうか。

今回は住宅金利の種類と特徴について、メリットやデメリット、それがどんな方におすすめなのかまで、あわせてご紹介していきましょう。


住宅金利の種類
タイプ メリット デメリット
固定金利
(全期間)
完済まで、返済額も確定するため、利率が上昇しても影響を受けず、また、資金計画も立てやすいので、安心して返済できます。 他のタイプよりも利率が高め。借入後に金利が低下していった場合、その恩恵を受けられず、他のタイプよりも返済額が多くなることも
変動金利 短期プライムレートに連動した金利が適用されるタイプ。金利が下がると、返済額も減少!低金利の恩恵を受けられます。 金利が上がると、返済額も増加。借入時に将来の返済額が確定していないので、返済計画が立てにくい。
固定金利
(期間選択)
当初定めた一定期間についてのみ、借入時の金利が適用されるタイプ。返済額が一定期間は変わらないため、当面の資金計画が立てやすい。 固定金利期間終了後、金利が上昇した場合は、毎月の返済額が増加することも。

こうして見ると「変動」と「固定」は、残念ながら一概にどちらが有利とは言えず、正確には、その時の水準しだい(景気しだい)ということになってしまうのですが、高額を借り入れる以上、住宅金利タイプの特徴やデメリットを知っておく事は大事です!借入期間、借入金額、将来的なライフプランなども考慮し、よく検討しましょう。

固定

固定タイプはこんな人にオススメ!

契約時に適用された金利が、完済までずっと適用されるので、返済計画のし易さはNo.1。投資など金額が変動する商品に抵抗がある人や、堅実に返済をしていきたいと考えている方にオススメです。

変動

変動タイプはこんな人にオススメ!

低金利時代に最適な住宅金利タイプですが、経済に「ずっと」はありません。また、率も定期的に見直されるので、上昇に備えて常に経済動向をチェック出来る人や、関心を持っていられる人にオススメです。

選択型

選択タイプはこんな人にオススメ!

上昇が予想される場合や、実際に金利が上昇している場合などにオススメなのが固定金利ですが、基本的に高めです。
一定期間の固定選択であれば多少低く設定されている事が多いのでオススメです。

また「この先教育費の支払いがピークを迎える」「出産するのでむこう○年は共働きが出来ない」などの際に、固定にしておく事で安定した返済を続けることができるというメリットもあります。金利の予測とライフプラン設計もあわせて考えていける人にオススメです。