b
HOME > 住宅ローン基礎知識| 返済方式について学ぶ!

返済方式について学ぶ!

家を購入するのにお金を借りたら、当然返す訳ですが、その際のお金は「最初に借りたお金(元金)」「借りたお金に利率をかけた手数料のようなお金(利息)」です。お金を高額&長期で借りている方の多くが「利息の支払いさえ無ければなぁ…」と思う事もしばしばではないでしょうか。

住宅ローンの返済には2種類ありますが、どちらを選ぶかによっては、利息の支払いに違いが出てくるものなので、予め知っておきましょう。


返済方式
元利
均等返済
完済まで毎月の返済額(元金+利息の合計)がずっと同じになる方式で、民間ローンに多い方式です。額が一定なので返済計画が立てやすい反面、元金均等返済に比べると利息総額は多くなります。
元金
均等返済
返済額のうち元金を毎月一定にして、利息は別途支払う方式です。残りの元金が把握しやすく、また最初に多めに返す事で、利息の支払いは元利よりも少なくなります。

元金や元利と、似たような名前で混乱してしまいがちですが、ごく簡単にまとめると、

◎地道に頑張る!元利均等返済
…利息の総額が多くなってしまっても、毎月の支払いを一定額に抑えて、万一の出費に備えておきたいという方にオススメ。

◎最初で頑張る!元金均等返済
…初期の支払いが多めになってしまっても、払えるうちに元金の残高を減らして、利息で損をしない&未来の支払いで楽をしたいという方に。

というような感じです。
返済方式による具体的な返済額の違いは、下記の図の通りです。

例:3,000万円を30年間で返済する(金利3%、ボーナス返済無し)場合

諸費用にもお金がかかりますが、それ以降にもかかってくる生活費や各種税金、教育費など、自分のライフプラン次第で必要になる様々な費用を考慮して、最初に多めに払う事が出来るのか、一定額を安定して払う方が金銭的には安心なのか、しっかり考えて選択しましょう。